Windows 10 Creators Updateについて

平成29年4月5日(正式リリース日は4月11日)よりMicrosoft社より提供されているWindows 10 の次期大型アップデート「Windows 10 Creators Update」にて、
以下の現象が起きていますのでご注意ください。

【発生事象】
 「Windows 10 Creators Update」適用後に64ビットOSにてダイヤルアップ接続が行えなくなる事象が発生しています。
 ※ダイヤルアップ接続を行うと「エラー633」が発生します。


【原因】
 Windows 10 Creators Updateが起因となり、OSの設定情報が変更され
 デバイスを正しく動作させることができない事が原因と考えられます。

【対処方法(暫定)】
 対処としては、OSのアップデート、または、モデムドライバーのアップデートが必要と考えられますが
 現時点で対応パッチ、アップデートは提供されておりません。(2017/4/13現在)
 よって、現時点の対処としてはWindows 10を前のバージョンに戻す必要がございます。

 ※注意※
 ・アップデート後10日以上経過している場合、前のバージョンに戻すことはできません。
 ・Windows 10を前のバージョンに戻した場合、一括データ伝送用のダイヤルアップエントリ情報が削除されてしまいますので、
  一括データ伝送サービスをご利用のお客様は、バージョンを戻した後にダイヤルアップエントリの再作成を行ってください。
  (ダイヤルアップエントリ情報の作成方法は、操作ガイドブック「第3章 ご利用の前に」をご確認ください。)
 <2017/04/24 追記>
 ・前のバージョンに戻す場合、ダイヤルアップエントリ情報以外にも何らかのファイルやアプリケーションが消える可能性があります。
  重要なファイルがある場合は、バージョンを戻す前にバックアップを取得することをおすすめ致します。
 ・アップデート後に新規のユーザーアカウントを追加すると前のバージョンに戻すことができなくなります。
  追加したユーザを削除することで前のバージョンに戻すことが可能になります。
 ・アップデート後に初期状態に戻している場合は、前のバージョンに戻すことができません。

 以下の手順にてWindows 10を前のバージョンに戻してください。
 ① スタートメニューより「設定」を開きます。※「Windowsキー + Iキー」で開くことも可能です。
 ②「更新とセキュリティ」を開きます。
 ③ 左メニューの「回復」を選んで、「前のバージョンのWindows 10 に戻す」項目の「開始する」ボタンを押下します。
 ④ 「以前のバージョンに戻す理由をお聞かせください」と表示されるので、適当な理由にチェックを入れ、「次へ」ボタンを押下します。
 ⑤ 「更新プログラムをチェックしますか?」と表示されるので、「チェックしない」ボタンを押下します。
 ⑥ 「知っておくべきこと」と表示されるので、「次へ」ボタンを押下します。
 ⑦ 「ロックアウトされないようにご注意ください」と表示されるので、「次へ」ボタンを押下します。
 ⑧ 「このビルドをお試しいただきありがとうございます」と表示されるので、「以前のビルドに戻す」ボタンを押下します。