更新履歴「EBNext2 / EBNext2 DX Ver.2.5.1.0」
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セキュリティ強化オプション
新規オプション
T. USBメモリを用いた認証方式を追加しました。 USBメモリ認証方式を導入する事により、パソコンの乗っ取りや窃盗被害にあった場合においても、不正な操作を防止することが可能になります。
(セキュリティ強化オプションガイドブック - 第2章)
【特徴】
  1. USBメモリ認証方式が有効の場合、USBメモリをパソコンに接続している間のみ操作可能となります。もし操作途中でUSBメモリを抜いた場合は、それ以上次の画面に遷移する事ができません。
認証エラー画面
認証エラー画面

※本機能は、別途オプションの認証キーをご注文いただき、利用設定することにより有効になる機能です。
一括データ伝送サービス
T. マスタ登録時の「取込」機能において、CSVファイル(規定フォーマット)からの取込が可能となりました。
(操作ガイドブック - 第4章)
【特徴】
  1. 総合振込先マスタ登録、給与・賞与振込先マスタ登録、口座振替請求マスタ登録、個人住民税納付先登録にてCSVファイル(規定フォーマット:詳細については操作ガイドブック第9章付録P.209〜をご参照ください。)からの取込が可能です。

  2. 新規グループの場合、最大2000件まで取込が可能です。

    1. 取込データを登録No.の末尾より登録します。
    2. 末尾No.が2000を超えるデータの場合、取込を実施しません。
    3. 既に登録されているデータの途中に空きがある場合は「入力終了」ボタンクリック後に表示されるマスタデータの整理をご活用ください。
マスタ登録画面 取込画面
マスタ登録画面 取込画面(規定ファイルを選択してください)

U. 一般ファイルデータ伝送にて送受信ファイルのフォーマット指定が行えるように改善を行いました。
(操作ガイドブック - 第7章)
【特徴】
  1. 全銀協規定以外のファイル名でも、フォーマットを指定することで、ファイルフォーマットのチェック、プレビュー表示が行えるようになります。

  2. サービス登録画面

    ※ファイル名は以下のとおりです。
    1. 50200111
    2. 50200112
    3. 50200121
    4. 50200191

  3. 一般ファイルデータ伝送から実施する個人住民納付税では「システム定数登録」が不要となります。
    ※適用フォーマットに「個人住民税納付」を選択することで実施可能となります。

    注意!!
    (メインメニューの「個人住民税納付」を利用する場合は、今まで通り「システム定数登録」が必要となります。)

  4. 現在ご利用中のお客様がアップデートした場合(例:Ver.2.5.0.2⇒Ver.2.5.1.0)、一般ファイルデータ伝送に設定済みのファイル名(電文制御)に従って、適用フォーマットに初期値を設定します。
    なお、初期値は以下の優先順で設定しますので、異なる適用フォーマットを指定したい場合は適宜手動で変更してください。

    @個人住民税納付サービスのシステム定数登録に設定しているファイル名(制御電文)と、一般ファイルデータ伝送のファイル名(電文制御)が
     一致する場合、適用フォーマットの初期値として「個人住民税納付」を設定します。(※受信の場合、設定しません。)

    システム定数登録 サービスの登録
    システム定数登録 サービスの登録

    A@以外は以下の対応表に従って適用フォーマットが設定されます。
    送信/受信 ファイル名(電文制御) 適用フォーマットの初期値
    送信 下2桁が「11」 給与振込
    送信 下2桁が「12」 賞与振込
    送信 下2桁が「21」 総合振込
    送信 下2桁が「91」 口座振替請求
    送信 上記以外 任意連絡
    受信 50200191 口座振替処理結果
    受信 50200003 入出金取引明細
    受信 50200001 振込入金通知
    受信 50200004 残高照会
    受信 上記以外 任意照会
ANSERサービス
T. VALUX-HTとVALUX-SPCの明細情報の差分を一部改善しました。
(操作ガイドブック - 第9章)
  1. VALUX-HTはVALUX-SPCと比べて応答データ(取引結果)が少ないことから、処理結果(照会時の支店名や振込振替依頼結果等)の確認が困難な場合がありましたが、VALUX-HTで不足する応答データ(取引結果)を内部情報で補填する対応を行いました。

    ※以下、参考(詳細については操作ガイドブック第9章付録P.203〜をご参照ください。)
    VALUX-HT補填前画面 VALUX-HT補填後画面
    VALUX-HT補填前画面 VALUX-HT補填後画面

U. 優先する番号方式を改善しました。
  1. ワンタッチ照会・カンタン資金移動登録において、「支店番号/科目・口座番号」と「加入者番号」が共に入力されていた場合、「加入者番号」を優先して処理を行うようになりました。
    Ver.2.5.0.2以前の場合 Ver.2.5.1.0以降の場合
    口座番号方式を優先(Ver.2.5.0.2以前) 加入者番号方式を優先(Ver.2.5.1.0以降)

    注意!! 「加入者番号」欄をメモとしてお使いのお客様へ
    現在ご利用中のお客様がVer.2.5.1.0へアップデートした場合、ワンタッチ照会やカンタン資金移動で意図せず加入者番号方式で業務を実施しないよう、科目・口座番号と加入者番号の両方に設定を含むデータがある場合、初回起動時のみ加入者番号を一括で削除することができます。
    対象データが見つかった場合、起動時に以下の「加入者番号削除確認メッセージ」が表示されます。


    加入者番号削除確認メッセージ 次回表示確認ダイアログ
    加入者番号削除確認メッセージ 次回表示確認ダイアログ

    ※「はい」を選択すると、該当するデータから加入者番号を削除します。
    ※「いいえ」を選択すると、次回も該当する設定が見つかった場合に「加入者番号削除確認メッセージ」を表示するか確認する
     「次回表示確認ダイアログ」が表示されます。
      ⇒「はい」を選択すると、次回該当する設定が見つかった場合でも「加入者番号削除確認メッセージ」は表示されなくなります。

    加入者番号削除前 加入者番号削除後
    加入者番号削除前 加入者番号削除後

保守サービス
T. バックアップ画面の確認ボタンを実施内容に応じた名称に改善しました。
(操作ガイドブック - 第2章)
  1. バックアップ画面の右下のボタンを実施内容(保存/復元)に応じたボタン名に変更し、わかりやすいように色で判別する変更を行いました。
保存画面 復元画面
保存画面 復元画面

データ移行ツール
T. FB-Winからデータ移行できる種類が追加されました。
(管理者用ガイドブック - 第5章)
  1. FB-Winからのバックアップファイルを使用したデータ移行が可能となりました。
    FB-Win3
    ・データ伝送センタ情報データ ※1
    FB-Win4
    ・個人住民税納付の定数登録のデータ

    注意!!
    (※1 データ伝送センタ情報データを移行する場合は、移行後「銀行コード」を修正する必要がございます。)
その他
T. 通信処理中の表示対応を行いました。
  1. 通信処理中であることが分かるように、通信中を示すプログレスバーの表示に対応しました。
    プログレスバー画面